「大手だから」と信用するな
チラシや営業マンの態度に限ったことではありません。さくら事務所では購入者の契約時や内覧会の立会いも引き受けていますが、企業の対応に憤ることがしばしばあります。担当者の勉強不足からはじまり、むやみに威圧的な態度をとる人もいれば、都合の悪いことをごまかす人もいます。チラシだけでは分からない、大手企業の実態がそこにあります。「大手だから信用できる」「大手は親切に違いない」と思い込んでいたら、知らず知らずのうちに欠陥マンションを購入している場合もあります。現在、欠陥マンションの被害に遭っている人の多くは、「大手だから信用していたのに」と嘆いています。とくに営業マンは、いわばその企業の「顔」でもあるので、ここで社員教育をしっかりと行っていない会社は、あまり信用しないほうがいいでしょう。【絶対に安心なデベロッパーの見分け方はない】いわゆる大手企業は、一定の信頼をおく要素にはなります。長年にわたり多くの戸数を分譲してきたデベロッパーには、それなりの蓄積があるからです。アフターメンテナンスやクレーム対応などによる蓄積から、それなりのシステム作りができています。しかし、大手デベロッパーの現場にも多くの手抜き工事や手抜かり工事があることを実際に見ていますし、社会的モラルを疑うようなケースも散見されます。一方、中小企業のなかには、地域に密着して誠実な仕事をしているところもありますが、実績に乏しいのが難点です。とにかく、会社の名前に惑わされず、しっかり真実を見極めるしかありません。自分の五感を働かせましょう。これを防ぐために、デベロッパーの業績について事前に確認しておきましょう。
